本当は怖ろしい万葉集 完結編 大伴家持の暗号―編纂者が告発する大和朝廷の真相 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
歌人官僚が歌に込めた正史が書かない政争の真実とは?!なぜ平城京ではクーデターと女帝擁立が相次いだのか―大好評シリーズ三部作、いよいよ完結。
内容(「MARC」データベースより)
万葉集を代表する歌人・家持は、政権の中枢に座る官僚でもあった。歴代天皇に仕えた大伴一族の謎や、女帝・元正天皇を襲った「凶事」、大伴氏存亡の危機を招いた「奈良麻呂の変」など、正史が書かない政争の真実に迫る。
平家物語〈2〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
本冊には,巻4から巻6までを収める.巻4(源頼政が以仁王を促して平家に反旗をひるがえし,宇治川で合戦),巻5(福原への遷都,源頼朝が挙兵,富士川で維盛率いる平家の大軍が惨めな敗退),巻6(清盛が熱病で死去,木曽義仲も挙兵)と,時代は急速に動きだし,平家の栄華は明らかに傾いてゆく.(全4冊)
内容(「BOOK」データベースより)
本冊には、巻四から巻六までを収める。巻四(源三位頼政が以仁王を促して挙兵し、宇治川で合戦)、巻五(福原への遷都、源頼朝が挙兵、富士川で平家の大軍が惨めな敗退)、巻六(木曾義仲も挙兵、清盛が熱病で死去)と、平家の栄華は急速に傾いてゆく。
宮尾本 平家物語〈2〉白虎之巻 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
保元、平治の戦いに勝利を収め、武士としての頂点を極めた平清盛。しかし、高位を独占する平家に対して、源氏や貴族たちは不満を募らせて打倒平氏の動きを見せ、源義経は奥州にて雌伏の時を過ごす。清盛はついに後白河法皇を幽閉し、安徳天皇を連れて福原への遷都を決行するが……。女たちのドラマをふんだんに織り込み、まったく新しい「平家物語」を作り上げた著者のライフワーク、遂に文庫版で登場!
内容(「BOOK」データベースより)
保元・平治の戦いに勝利を収め、武士としての頂点を極めた平清盛。しかし、高位を独占する平家に対し、源氏や貴族らは不満を募らせて打倒平氏の動きを見せ、源義経は奥州にて雌伏の時を過ごす。清盛は遂に後白河法皇を幽閉し、安徳天皇を連れて福原への遷都を決行するが…。新たな歴史絵巻として世に問う、著者畢生の超大作。
現代語訳 風姿花伝 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
「風姿花伝」は能の大成者・世阿弥が約20年の歳月をかけて著した、至高の芸術論にして人生論。わかりやすい現代語訳として提供する。『風姿花伝』は能の大成者・世阿弥が著した、日本最古の能楽論である。『花伝書』の名称でも知られる本書は、「花」と「幽玄」をキーワードに、日本人にとっての美を深く探求。体系立った理論、美しく含蓄のある言葉、彫琢された名文で構成される、世界にも稀な芸術家自身による汎芸術論である。原文の香気が失われぬよう、かつ自然な現代語としてスラスラと読めるよう、工夫を凝らした現代語・新訳として提供する。▼七歳から年代順に具体的な稽古要領を記した「年来稽古條々」、物真似の本質を把握し表現する「物学條々」、Q&A形式の「問答條々」。そして、「花」の本質を説いた「別紙口伝」。章立て・語り口はあくまで明快、シンプルである。大陸伝来の文化から袂を分かち、日本人自ら育て、咲かせた最初の美しい「花」――。風姿花伝は700年を経た今日でも、広く表現に携わる方々はもちろん、人生訓としても読める懐の深い名著である。
内容(「BOOK」データベースより)
「花」とは「幽玄」とはあらゆる表現ジャンルの根本、生きることの美を語る。秘すれば花なり―「日本の美」を深く探求した至高の芸術論。読みやすい新訳。
潤一郎訳 源氏物語〈巻5〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、「桐壼」から「夢浮橋」まで、各葉いずれも典雅な平安朝の気分を現代にただよわして、流麗な「谷崎源氏」をいっそう私どもに親しみやすい美しいものにしてくれている。
心中への招待状―華麗なる恋愛死の世界 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
日本の文化に深く根付く「心中」。なぜ人はその最期を求めようとするのか…。始祖、近松門左衛門「曽根崎心中」の本質を鋭く見抜き、究極の美の在り処を探る三島賞作家の問題作。
内容(「MARC」データベースより)
日本の文化に深く根付く「心中」。なぜ人はその最期を求めようとするのか。始祖、近松門左衛門「曽我崎心中」の世界を丹念に読み解くことで見えてきた、正しい心中の姿とは何か。究極の美の在り処を探る。
往生の物語―死の万華鏡『平家物語』 (新書)
出版社/著者からの内容紹介
全てが「死」に収束していくこの物語の主要登場人物を、その死の時点から逆照して考える。勇壮な死から不様な死まで様々な最期を見ていく時、現代人にも死に心の工夫を巡らすヒントを与えてくれる。
内容(「BOOK」データベースより)
『平家物語』は平家滅亡の物語であり、平家一門の「死に様」の物語ともいえる。清盛の地獄の死、宗盛の愚かしくも人間的な死、知盛の剛毅で潔い死、建礼門院のありがたい死…。著者は、この『平家物語』を空前絶後の「死(タナトス)」の大文学としてとらえ、その主要な登場人物11人の様々な最期から逆照した彼らの生きかたを「死への道筋」と見ることで、新しい面白さを発見していく。そして、私たち現代人にも、避け得ない「死」と向き合うための心の工夫のヒントを与えてくれるのである。
西鶴のおもしろさ―名篇を読む (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
自らの才覚で道をきりひらく女郎、男たちを手玉にとる美女、金のために親に殺人をそそのかす娘、けつまずいてもただでは起きない町人…多様な人物を造形し、その人間性をうがつ優れたストーリーテラー・西鶴。今でも色あせることのないその面白さを、西鶴研究の両碩学が語る。
内容(「MARC」データベースより)
西鶴の浮世草子20作品の中から、各1~3章を選んで、それぞれの短篇の面白さを種々の角度から解明し、作品を楽しく面白く読んで行くための手がかりを提示する。
万治絵入本 伊曾保物語 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
1593年の天草本『イソポのハプラス』で初めて日本に紹介されたイソップは,江戸初期以来,各種の『伊曾保物語』の出版により広く日本中に普及した.誰もが親しんだ『イソップ寓話集』を,江戸時代の人々と同様に,やさしい文語体の古文で読み,浮世絵師描くところの挿絵とともに味わう1冊.付録の『絵入教訓近道』など豊富な資料を集め,日本における多様なイソップ受容をたどることができる.
内容(「BOOK」データベースより)
「イソップ寓話集」は、江戸初期以来、各種の木版本『伊曾保物語』の出版により広く日本にも普及した。「イソップ寓話集」を、江戸時代の人々と同様にやさしい文語文で読み、浮世絵師描くところの挿絵とともに味わう一冊。付録の『絵入教訓近道』など豊富な資料を集め、日本における多様なイソップ受容をたどることができる。
知ってる古文の知らない魅力 (新書)
出版社 / 著者からの内容紹介
超有名古文の一節に未知なる魅力を見出す。
「春はあけぼの」「祇園精舎の鐘の声」……古典文学の大河の間にまに掬い上げられる名句に、連なってゆくまでの流れ、そこから新たに生まれる流れを辿ってゆく。
内容(「MARC」データベースより)
徒然草の有名な書き出し「つれづれなるままに、日ぐらし…」、実は兼好法師のオリジナルじゃない!? ひとつの表現が作品から作品へと旅をしていく魅力、いわば「表現の連鎖」の面白さを、誰もが知っている古文から探る。
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